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サプリメント栄養素:な行のサプリメント

にがり

にがりとは
にがりとは、海水から塩をつくる過程で生成される苦味物質です。

塩をつくるために海水を煮詰めて濃縮していき、さらに塩を取り除いて最後に残ったドロッとした液体がにがりです。

豆腐の凝固剤としてもよく知られています。

ミネラルが豊富に含まれ、高血圧を解消するなどの効果があります。

通常の食材に由来するものであり、特に問題となる健康被害や副作用は認められないです。

ただし、一度に大量に摂取すると胃腸障害を引き起こすことがある。

ナイアシン(ビタミンB3)

ナイアシン(ビタミンB3)とは

ナイアシンは、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつで、 別名ニコチン酸ともいいます。

皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをするとともに、摂取した脂質、糖質をエネルギーに変える役目もあり、 体内で必要なエネルギーのうち、70%近くをナイアシンが作っていると言われているくらい重要なビタミンです。

 

ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼとは
ナットウキナーゼは、納豆に含まれている成分で、1980年代に発見されました。

納豆のネバネバに含まれている納豆菌が作り出す酵素の一つで、ほかの大豆食品にはない納豆特有のものです。

最近では、これを抽出したサプリメントが幅広く利用されています。

ナトリウム

ナトリウムとは

ナトリウムとは、食塩(塩化ナトリウム)のことをさします。

ナトリウムはミネラルの一種で細胞の内側と外側の体液のバランスをとるはたらきなどがあり、 健康な日常生活を営むための食塩の目安量は、1日10g以下とされています。

しかし、現代の食生活では過剰摂取が注意されており、高血圧や動脈硬化を引き起こす恐れがあるとされています。

ナトリウムが不足すると
食欲不振、筋力の低下

 

ニコエン

ニコエンとは
ニコエンとは、体内からタバコに由来するニコチンの排出を促進する機能を持つ成分です。

原材料になっているのは、リンゴ、レモン、カリン、ギンナン、セロリ、緑茶、クコ、キキョウ、甘草、桑の葉、陳皮の11種類です。

ニコエンとはメーカーによる造語で、「Nicotine End」(ニコチンを絶つ)という意味を表しています。

日本のメーカーでは、レスニコタール(DHC)やニコダス(カネボウフーズ)があるそうです。

ニンニクエキス

ニンニクエキスとは
ニンニクはユリ科のネギ属の仲間で、香味野菜として世界各地で使われている食材です。

ニンニクには特有の臭いがありますが、この正体は有効成分アリシンです。

アリシンには強力な殺菌作用があります。同じく、有効成分のスコルジンは体内のエネルギーの燃焼を促進し、新陳代謝を高め、善玉コレステロールを増やします。

ノコギリヤシ

ノコギリヤシとは
ノコギリヤシは男性特有の症状に効果があると言われています。

男性は高齢になるにつれて、前立腺肥大症になることがあります。

これはホルモンバランスがくずれるためで、脱毛症になるのも同様の働きからです。

ノコギリヤシエキスは前立腺肥大による、排尿困難や頻尿などの障害や脱毛の予防に効果があります。

ノコギリヤシエキスは近年、アメリカでブームになり、日本では最近になって注目されはじめました。

利用の際には摂取量を守り、様子を見ながら服用してください。

ノニ

ノニとは
ノニとは東南アジア原産の植物であり、果実が可食部です。

学名では「モリンダ・シトリフォリア」といい、日本では「ヤエヤマアオキ」と呼ばれ、沖縄、八重山諸島に自生しています。

ノニの果実そのものはあまり市販されていないので、ノニ由来のサプリメントやドリンク剤などでとるのが一般的です。

乳酸菌

乳酸菌とは
乳酸菌とは、乳酸やブドウ糖を利用して増殖し、糖を分解して乳酸を生み出す善玉菌の総称です。

ビフィズス菌やアシドフィルス菌が代表的で、ヨーグルトやチーズなどに豊富に含まれています。

通常は、腸内細菌の20%ほどが乳酸菌ですが、加齢とともに腸内細菌の悪玉菌が増えやすくなります。




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