サプリメント栄養素:ま行のサプリメント
マカ
■マカとは
滋養強壮のサプリメントとして、非常に注目されているペルー原産のハーブです。
現地では「アンデスの女王」と呼ばれており、アンデスニンジンという別名でも知られています。
不妊症にも勃起障害にも効力を発揮するのです。
マグネシウム
■ マグネシウムとは
マグネシウムとは、骨の発育のために駆るシムとともに必要なミネラルです。カルシムのほとんどが骨にあることは有名ですが、 実はマグネシウムも約6割は骨に含まれています。
また、体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要とされています。 マグネシウムはイライラを抑えたり、動脈硬化の予防、エネルギーを作る助けもしています。
また、マグネシウムを効果的に吸収するには、マグネシウムとカルシウムを2:1で摂取すると良いでしょう。
■ マグネシウムが不足すると
心筋梗塞
マテ
■マテとは
マテとは、南米原産のモテノキ科の植物で、現地では伝統的にマテ茶として飲まれてきたのです。
南米の伝統医療では、滋養強壮や疲労回復に用いられてきましたが、最近ではそのダイエット効果が注目されています。
マテ茶として摂取するほか、サプリメントとして摂取することもできます。
マンガン
■ マンガンとは
大量のマンガンは有毒ですが、健康な体を維持するには微量のマンガンが必要です。マンガンは、骨の形成や、食べ物の中のたんぱく質・脂質・
糖質の代謝に働く多くの酵素の成分であり、エネルギーづくりなどに働いています。
マンガンは胃液でマンガンイオンに変えられ、小腸で吸収されたあと、肝臓へと運ばれ、その大部分は胆液や膵液として、 再び消化管へと排出されます。
メシマコブ
■メシマコブとは
メシマコブとは、野生の桑の古木に寄生するタバコウロコタケ科のキノコのことです。
この名前は長崎県女島(めしま)の桑の木にこぶ状に生えていたことから由来します。
免疫力を増強させるほか、アトピー性皮膚炎などへの効果も期待されています。
サプリメントとしてとるのが一般的です。
メラトニン
■メラトニンとは
メラトニンは、脳の松果体から分泌されるホルモンで、体内時計の調節に関与している成分です。
不眠症に対する効果を検証した臨床試験が報告されています。
通常の容量(1〜3mg)で用いる限り、特に問題となる健康被害や副作用は知られていないです。
ただし、個人差もあるので、摂取後の車の運転や機械の操作には注意しなければならないです。
米国ではサプリメントとして入手できるが、日本では認可されていないのが現状です。
メリロート
■メリロートとは
メリロートとは、マメ科シナガワハギ属のハーブのことです。
英語では「スイートクローバー」、和名は「セイヨウエビラハギ」ともいいます。
ハーブに由来したサプリメントからとるのが一般的です。
モリブデン
■ モリブデンとは
モリブデンとは、酸化酵素に必要で、糖質や脂質の代謝を助け、体内での鉄の利用を高めるのに必要なミネラルです。通常、 日本の食生活では、モリブデンが不足することはないとされていますが、逆にモリブデンを過剰摂取してしまうと、銅を排出してしまうため、 貧血を引き起こす恐れがあります。
モリブテンの効能としては、貧血予防、尿酸生成の抑制、血液細胞の生成補助などがあります。
■ モリブデンが不足すると
日本で普通に食事をしていれば、不足する心配はありません。
モロヘイヤ
■モロヘイヤとは
モロヘイヤは英名をジュートといい、繊維採取に使われる緑黄色野菜です。
モロヘイヤは「王様だけのもの」という意味で、重い病気にかかった王がこのスープを飲んだらたちまち回復したという言い伝えからこの名がついたといわれます。
モロヘイヤに多く含まれる食物繊維は血中コレステロールを正常にし、腸内環境を整える効果があります。
同じく大量に含まれる葉酸は妊娠中毒予防に効き、他カリウム、鉄分、リン、ビタミンB2、ビタミンCが豊富に含まれています。
コレステロール低下作用や免疫力を高め、アトピー性皮膚炎や花粉症予防にも効果があります。
免疫ミルク
■免疫ミルクとは
生まれたばかりの赤ちゃんには、体を守る機能は備わっていないので、母乳を飲んで母親から抗体をもらうことで、さまざまな病原菌やウイルスの危険から守られています。
この母子免疫のしくみに着目し、アメリカで開発されたのが免疫ミルクなのです。
免疫ミルクには人が感染しやすい26種類の悪玉細菌に対する抗体が含まれています。
よって免疫ミルクは免疫機能を高め、細菌の侵入を防ぐ効果があります。
栄養成分からみるサプリメント栄養辞典
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