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ミネラル系栄養サプリメントのサプリメント

にがり

にがりとは
にがりとは、海水から塩をつくる過程で生成される苦味物質です。

塩をつくるために海水を煮詰めて濃縮していき、さらに塩を取り除いて最後に残ったドロッとした液体がにがりです。

豆腐の凝固剤としてもよく知られています。

ミネラルが豊富に含まれ、高血圧を解消するなどの効果があります。

通常の食材に由来するものであり、特に問題となる健康被害や副作用は認められないです。

ただし、一度に大量に摂取すると胃腸障害を引き起こすことがある。

カリウム

■ カリウムとは

カリウムには、ナトリウムとのバランスにより細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりする体を調整する働きがあります。 主に食塩から摂取するナトリウムは、とり過ぎると高血圧の一因になりますが、その一方でカリウムは血圧を下げる逆の働きがあります。

また、カリウムは野菜や果実などの様々な食品に含まれていますが、水に弱いため、 調理するとそのほとんどを失ってしまいやすい栄養素です。

■ カリウムが不足すると
高血圧、心臓発作

カルシウム

カルシウムとは

カルシウムとは、日本人が国で定めた最低必要量を(600mg)を満たしことがないミネラルです。カルシウムは骨や歯を丈夫にし、 イライラを押さえる効果があります。

また、心臓や筋肉の動きをスムーズにし、血液を弱アルカリ性に保つ効果もあります。カルシウムを効果的に吸収するには、 ビタミンDやマグネシウムと一緒に摂取すると良いでしょう。

カルシウムが不足すると
肩こり、腰痛、怒りっぽくなりイライラしがちになる、骨粗しょう症

クロム(クロミウム)

■ クロム(クロミウム)とは

クロムとは、正確にはクロミウムと言い、肝臓や腎臓、血液、脾臓に存在し、糖と脂質の代謝のために欠かす事のできないミネラルです。

インシュリンの働きを助け、、脂肪が脂肪組織に蓄積するのを減少させ、脂肪の分解代謝を促進します。 体脂肪や血中コレステロールと中性脂肪を減少させるので、ダイエット効果もあります。

セレン

セレンとは

セレンは、ビタミンEと同様に活性酸素を除去する作用があり、酸化・老化を防ぐ効果があります。 またセレンはビタミンCやビタミンEと一緒に摂取するとるとがんの抑制効果が強くなるというのも特徴のひとつです。


セレンが不足すると
育不全、老化、すい臓・肝臓機能の低下、生殖能力低下、不妊症

セレンを多く摂取すると
肝硬変、胃腸障害、むくみ、肌荒れ

ナトリウム

ナトリウムとは

ナトリウムとは、食塩(塩化ナトリウム)のことをさします。

ナトリウムはミネラルの一種で細胞の内側と外側の体液のバランスをとるはたらきなどがあり、 健康な日常生活を営むための食塩の目安量は、1日10g以下とされています。

しかし、現代の食生活では過剰摂取が注意されており、高血圧や動脈硬化を引き起こす恐れがあるとされています。

ナトリウムが不足すると
食欲不振、筋力の低下

 

バナジウム

バナジウムとは
バナジウムは、1830年に発見された元素記号23番の金属で、カルシウムやマグネシウムなどと同じ必須ミネラルの一つです。

血糖値や中性脂肪を下げる効果が指摘され、最近では特に注目を集めています。

超微量元素で、天然のミネラルウオーターなどに含有しています。

プロテイン

プロテインとは

プロテインとは、たんぱく質のことで、身体の細胞を作る基になり、ダイエットで新陳代謝を上げた時にも必要な成分です。 たんぱく質は英語で「プロテイン」といいますが、これはギリシア語で「第一」という意味の言葉から生まれたもので、筋肉、骨、 血液などすべての細胞の素材になっています。

プロテインが不足すると
体力の低下、脳の働きが鈍る、記憶力や思考力が減退する

マグネシウム

マグネシウムとは

マグネシウムとは、骨の発育のために駆るシムとともに必要なミネラルです。カルシムのほとんどが骨にあることは有名ですが、 実はマグネシウムも約6割は骨に含まれています。

また、体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要とされています。 マグネシウムはイライラを抑えたり、動脈硬化の予防、エネルギーを作る助けもしています。

また、マグネシウムを効果的に吸収するには、マグネシウムとカルシウムを2:1で摂取すると良いでしょう。

マグネシウムが不足すると
心筋梗塞

マンガン

■ マンガンとは
大量のマンガンは有毒ですが、健康な体を維持するには微量のマンガンが必要です。マンガンは、骨の形成や、食べ物の中のたんぱく質・脂質・ 糖質の代謝に働く多くの酵素の成分であり、エネルギーづくりなどに働いています。

マンガンは胃液でマンガンイオンに変えられ、小腸で吸収されたあと、肝臓へと運ばれ、その大部分は胆液や膵液として、 再び消化管へと排出されます。

モリブデン

■ モリブデンとは

モリブデンとは、酸化酵素に必要で、糖質や脂質の代謝を助け、体内での鉄の利用を高めるのに必要なミネラルです。通常、 日本の食生活では、モリブデンが不足することはないとされていますが、逆にモリブデンを過剰摂取してしまうと、銅を排出してしまうため、 貧血を引き起こす恐れがあります。

モリブテンの効能としては、貧血予防、尿酸生成の抑制、血液細胞の生成補助などがあります。

■ モリブデンが不足すると
日本で普通に食事をしていれば、不足する心配はありません。

ヨウ素

■ ヨウ素とは

ヨウ素とは、甲状腺ホルモンの主成分となるミネラルです。また、別名「ヨード」とも呼ばれ、海藻などに多く含まれ、 日本人が不足する心配はまずないでしょう。
血中コレステロール値を下げる働きがあり、動脈硬化の予防に役立つと期待されています。

また、ヨウ素は不足しても過剰になっても甲状腺の病気になるといわれています。

リン

■ リンとは

リンは体中の細胞に存在し、骨や歯を形成し、維持するのに必要なミネラルです。丈夫な骨をつくるためには、 カルシウムとのバランスが大切で、カルシウムとリンの理想的なバランスは1:1といわれています。

しかし、加工食品に多く含まれるため、日本人は過剰摂取する傾向があります。カルシウムとリンのバランスが崩れると、 食べ物に含まれていたカルシウムがうまく体に利用されません。

■ リンが不足すると
骨軟化症、くる病、骨の石灰化の遅延 (現代の日本では不足の心配はあまりないでしょう)

亜鉛

亜鉛とは

亜鉛は、遺伝子が活動するために欠かせないミネラルで、味覚を正常に保つ働きと、皮膚や粘膜の健康維持を助ける効果があります。また、 たんぱく質やホルモン合成などの多くの代謝に関わっています。
偏った食事をしていると、亜鉛不足が原因の味覚障害になる可能性があり、特に若い女性の亜鉛不足が懸念されています。

亜鉛が不足すると
味覚障害、免疫力低下、ホルモン生成の低下、皮膚炎、うつ病

亜鉛を多く摂取すると
銅の吸収を阻害する

 

黒酢

■黒酢とは
黒酢は通常の酢以上に長期間(1〜3年)熟成させたものを指します。

熟成する期間が長くなるにつれて、酢が濃い色に変わることが、この名前の由来だそうです。

原料は米、玄米ほかが使われています。

必須アミノ酸やミネラルが多く含まれています

■ 鉄とは

鉄は、そのほとんどが血液中の赤血球をつくっているヘモグロビンという成分になります。このヘモグロビンは、 呼吸でとり込んだ酸素と結びつき、酸素を肺から体のすみずみまで運ぶという重要な働きをしています。

■ 鉄が不足すると
貧血(赤血球をつくる材料が不足するため)、頭痛、疲労、どうき・息切れ

■ 鉄を多く摂取すると
通常の食品からでは、とり過ぎの心配はありません。

■ 銅とは

銅は鉄を赤血球の構成要素であるヘモグロビンに変換する際に必要になるミネラルです。骨や皮膚、髪を作る際にも必要になり、 免疫機能や抗酸化活性を正常に保つ働きがあります。

偏食することなくきちんと毎日食事をとっている限り不足しにくい栄養素で、日本人の場合、 1日平均2?5mgを食事から摂取していると言われています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、体重あたりの銅量が多く大人の3倍以上もあり、赤ちゃん用の粉ミルクにも銅は添加されています。つまり、 銅は発育に欠かせない栄養素なのです。




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